プラチナ一郎のひとり言

アメックスプラチナカードの紹介や、その他雑多な情報を紹介します

アメックスプラチナ 門戸開放宣言を考える。〜紹介制度や審査基準についての考察〜

 

アメックスプラチナ門戸開放路線へ〜入会ルートの複線化〜

アメックスプラチナの入会に関して、方針が大きく変わったようです。

ソースは以下のyahoo!ニュースの記事です。

アメックス、「プラチナカード“門戸開放”宣言」の真意(MONEY PLUS) - Yahoo!ニュース

「通常、プラチナカードを取得するには、そのカードブランドのゴールドカードを保有し、一定額以上の利用があった人に対して、カード会社が招待する、という手順が必要です。しかし、アメックスの新プラチナカードは、カード会社から招待に加え、既存会員や提携金融機関による紹介、対面営業、専門の問い合わせ窓口での招待でも取得できるのです。」(上記記事より引用)

 

一応、プラチナの招待制は維持しつつも、既存会員・提携金融機関からの紹介や、対面営業、専門の問い合わせ窓口での招待に門戸が広げられるとのことです。

入会ルートが複数用意されましたので、それぞれの入会ルートを詳しく見ていきます。

 

① 既存会員からの紹介

ご紹介プログラムのことですね。

60,000ポイントのボーナスポイントがもらえるのが最大の特徴です。当然、当ブログの推奨する入会ルートは既存会員からの紹介ルート=ご紹介プログラムです。ご紹介プログラムの紹介希望の方は本記事末尾のフォームにメールアドレスをご記入ください。すぐにURLをお送りします。

 

 

② 提携金融機関からの紹介

みずほアメックスプラチナなんかが典型でしょう。カードフェイスに「MIZUHO」が記載されるのが個人的にはナシです。みずほ銀行に愛着がある人ならいいかもしれませんが、そうでないならプロパーの券面が欲しいですよね・・。

f:id:ptichiro:20181009115705p:plain

(画像引用元https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20180316release_jp.pdf#search=%27みずほ+アメックスプラチナ%27

 

③ 対面営業による招待

アメックスの営業員からの招待、いわゆる空港突撃というヤツです。空港にアメックスの入会受付のカウンターと営業員が配置されていることがあり、この営業員にプラチナを紹介してもらう、という方法です。まあ、ご紹介プログラム経由なら60,000ポイントものボーナスポイントをもらえるわけですから、わざわざ営業員経由で申し込むメリットはないでしょう(ご紹介プログラム経由なら営業員の配置が不要なので、そのコストがボーナスポイントとして還元されているのかもしれません。)。

 

④ 専門の問い合わせ窓口による招待

アメックスのウェブサイトに問い合わせ窓口の電話番号が記載されています。直接問い合わせは特にメリットもないので、ボーナスポイントが貰えるご紹介プログラムのほうがいいですね。

 

上記のとおり、昔は招待(インビテーション)しかアメックスプラチナに入会するルートがなかったのが、これからは複数の入会ルートに拡大(複線化)されることがわかります。

そして、これらの入会ルートのうち、どのルートでアメックスプラチナに入るべきかといえば、60,000ポイントものボーナスポイントがもらえるご紹介プログラム経由一択なのは明らかです。

 

特に、新規でアメックスプラチナに入会する方は、実際に使いこなせるか、自分のライフスタイルに合うか不安な方も多いと思います。ご紹介プログラムのボーナスポイントを得ることで、会費コストの負担感を軽減することは、実利の面はもちろん、精神衛生上もいいと思います。

 

 

審査基準の変化についての考察

上記の門戸開放路線に伴い、審査も緩やかになっている可能性が高いと考えられます。というのも、門戸開放路線の狙いはプラチナカード会員の獲得、でありますから、入会希望者に積極的に発行する(=審査が緩い)可能性が高いと言えるからです。後述のとおり、この刷新による獲得会員数には(アメックス内部には)目標となる数値が存在すると考えるのが自然です(対外的には、アメックスの社長は目標数はないと言ってはいますが。)。少なくとも目標会員数を達成するまでは積極的にカードを発行する(=審査が緩い)可能性が高いと思います。

 

当ブログは以前から、アメックスプラチナは庶民こそ、そのメリットを最大限に享受できると主張してきました。アメックスの門戸開放路線は、庶民こそアメックスプラチナを持つべき、という当ブログの考え方と方向性を同じくしていると思います。

 

実際、当ブログからも多くの方がアメックスプラチナの審査を通過され、無事に入会されています。アメックスプラチナのイメージと違い、むしろ審査はゆるいのではないかと思うほどです。(多少無理をするとしても)クレジットカードに毎年約14万円の年会費を支払っても維持しようと思える程度の経済力をお持ちの方でしたら、事故歴や多重申し込み等のイレギュラー要素がなければ、一般のサラリーマンや自営業者でも審査を通過する可能性は極めて高い、と思います。

 

ただ、門戸開放路線は一種の実験であり、成果が出ない場合は路線が変更される可能性もゼロではありません。

今は過去に例のない「プラチナ入会バブル」の時期かもしれず、今後再び門戸が閉ざされる(=審査が厳しくなる)時期がくるかもしれないのです。

例えば、センチュリオンは定員制をとっており、現在は欠員補充程度しかないため、過去に比較して新規入会が相当絞られているとのウワサもあります(あくまで噂ですが)。

 

プラチナに関して考えてみましょう。一般の決済用カードであれば会員数を野放図に増やしても問題は生じませんが、アメックスプラチナではそうはいきません。アメックスプラチナと一般のクレジットカードの違いは膨大な種類のベネフィットと充実したコンシェルジェサービスです。各種ベネフィットのキャパシティやコンシェルジュの人数等の物量には上限がある=プラチナ会員として受け入れられる人数には限りがある、と考えられます。今回の刷新により、これらの物量を強化し、プラチナ会員のキャパシティを増やすのでしょうが、(たとえ外注だとしても)人員や設備等の調達を考えれば、会員数を増やすにしても内部では一定の上限(あるいは目標数、定員)を設けている可能性が高いものと思われます。

おそらく、一定の目標会員数に達するまでは積極的に入会させ(この時期は比較的審査が緩い)、目標数到達後はさらなる会員数の拡大を目指すのか、会員数の維持を目指すのかを検討するでしょう。拡大路線を維持する場合でも、次のベネフィットやコンシェルの供給数の強化のメドがつくまでは入会を絞り(=審査は厳しい)、強化のメドや計画ができて次の目標数の設定ができたら、また次の目標会員数に達するまでは積極的に入会させる(=審査は緩い)、というサイクルを繰り返しながら会員数を増やしていく可能性が高いと思います。あるいは、マーケティング上の問題やベネフィットの供給数の問題等でさらなる会員数の拡大が困難だとなれば、どこかで拡大路線は打ち止め(=審査は厳しくなる)、となるのかもしれません。

アメックスプラチナの人気がなく、会員が思うように集まらなければ審査は比較的ゆるいままかもしれません。が、この場合はそもそも開放路線が誤りだったとして方針変更される(=審査は厳しくなる)かもしれません。

逆に、会員数が順調に増加した場合は、上記のとおり永続的に入会審査が緩いまま、という保証はない、と考えるのが自然だろうと思います。

以上のように考えれば、会員が増えるにせよ増えないにせよ、数年単位の長期的な視点でみれば今は比較的審査の緩い時期である可能性が高いと考えられ、入会を希望するのであれば、今のうちに入会しておいたほうが無難だろう、と思います。

【2018/10/16追記】

上記yahoo!ニュース記事にはアメックスは「退会率」に注目している旨の記載があります。キャパシティを超えて集客すると会員の満足度が下がり、退会率が上昇することは明らかですが、定員数をどの水準に設定するのがベストかのデータを集める、ということも今回の刷新の目的の一つかもしれません。入会後の退会率データを集めることが目的とすれば、やはり今回の刷新では積極的に入会させる(=審査が緩い)ということになるでしょう。もっとも、今後も審査が緩いままかどうかは、退会率の推移による、ということになり、長期的には審査が厳しくなっていく可能性は孕んでいると見るべきでしょう。

 

【アメックスプラチナへの入会をご希望の方へ】

私はプラチナカード会員ですので、あなたがアメックスプラチナに直接ご入会できるようにアメックスに紹介することが可能です。ただし、紹介の対象は、「会員と直接連絡が取れる知り合い」に限定されていますので、アメックスの規約により、ご紹介プログラムのURLをブログに公開することができません(規約に違反するとボーナスポイントが付与されないことがあります。)。そのため、紹介するには私と「直接連絡が取れる知り合い」になっていただく必要があります。

上記の理由から、以下のフォームでメールアドレスを送信いただいた方に個別にご紹介URLをメールでご連絡させていただきます。自動返信となっていますので、すぐにURLをお送りできます。また、送信いただいたメールアドレスはアメックスプラチナのご紹介のためにのみ利用します。その他の目的に利用することはありません。